ソウルの旅二日目(現地ツアー)
昌徳宮(チャンドックン)青瓦台(セイガダイ)記念館→宋廟(ソウビョウ)→昼食(ビビンバ・チジミ)→戦争記念館→貞洞(チョンドン)劇場(韓国伝統芸能)→ 夕食(梨泰院(イテウォン)カルビ)→ホテル


ガイドさんが9時にホテルに迎えにきてくれました、今日の観光はソウルにある5つの古宮の中の1つ、昌徳宮(チャンドックン)からスタートです、1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されました、ここは自然と建物保存のために決まった時間だけ観覧できるようになっています、日本語、韓国語、英語、それぞれ時間別のガイドさんの案内に従って観覧します日本語案内は9時30分からです。

昌徳宮(チャンドックン)
昌徳宮は1405年、正宮である景福宮(キョンボックン)についで2番目に建てられたた宮殿です、文禄・慶長の役(1592-1598)で焼失しましたが、光海君(クァンヘグン・1608-1623)時代に入り再建されました。

敦化門(トナムン)
昌徳宮の正門です、多くに観光客(日本人)9時30分からの開門をまっています
     

    9時30分ガイドさんからチケットを受け取り入場しました



まずは日本語ガイドから見学の注意事項等の
話がありました1411年に作られた錦川橋
(クムチョンギョ)を渡りました、宮殿内に入るには必ず水を渡るしきたりがあり風水による幸運の水と言われています。

橋を渡り進善門(チンソンムン)をくぐり仁政門(インジョンムン)から仁政殿(インジョンジョン)に入りました
仁政殿(インジョンジョン)
昌徳宮で最高位の建物です、ここでは王の即位式、臣下の式、外国使臣の接見など、王の公式行事を行う儀式に場でありました。





宣政殿(ソンジョンジョン)王の執務室

現在宮殿に残っている随一の青瓦の建物です
瓦の屋根の端に小さな石像が乗っています、あれはお宮を守る守護神として置かれた物で、西遊記の登場人物が並んでいます、先頭から三蔵法師、孫悟空、猪八戒、等だそうです。




大造殿
(テジョジョン)
王妃の寝室です、1917年に火災により焼失しましたが、1920年に景福宮の王妃の寝室だった交泰殿を移し立て直しました、その際、室内の一部が洋式になりました。


秘苑(ピウォン
朝鮮第3代王、太宗5年(1405年)昌徳宮の創建時に宮殿の庭園として造られました。ここで王や王妃が余暇を楽しんだり、勉強をしたりしていました。1592年、文禄・慶長の役で大半の庭亭が焼失しましたが、1623年に改修増築され、今の姿を維持しています。この庭園は、韓国伝統の造園技術による自然をそのまま生かした造りになっています。
不老門(プルロムン) 長陽門 善香斎(ソンヒャンジェ)
本を保管する書庫としての役割と共に、
図書室としても使われていたところです。



演慶堂
(ヨンキョンダン)
純祖(スンジョ)の息子である孝明世子(ヒョミョンセジャ)が、父である純祖(スンジョ)の徳を称える尊号をおくった記念として1828年に建てたものです

ここまで随分歩きました休憩を入れ1時間程でした、ここから山道を登って下りました


昌徳宮(チャンドックン)見学の出口近くにあるブキの木です
イブキは樹齢が約750年と推定され、高さ12m、幹回り5.9mあります、あらゆる方向に伸びている枝はねじれた形になっており、その姿は龍だといわれています。



昌徳宮(チャンドックン)見学を終え次の観光は大統領官邸がある青瓦台(チョンワデです
古宮・景福宮(キョンボックン)の北側に位置する韓国の大統領官邸、青瓦台(チョンワデ)。名前の通り、鮮やかなコバルトブルーの瓦屋根が印象的な韓国を代表する建物です。周辺には常に厳重警備が敷かれ、なかなか一般人には近づきにくいイメージの青瓦台ですが、実は毎週火曜〜金曜の1日4回、予約制で無料の見学ツアーが実施されていますが、この日は官邸前の広場からの見学です。

官邸前の広場にある展示館に寄ってきました、ここには各国から大統領に送られた品物が展示してありました。
宋廟(チョンミョ
静けさと荘重な雰囲気が漂う宗廟(チョンミョ)は、朝鮮王朝歴代の王と王妃、およびに没後に位を贈られた王と王妃の神位(位牌)が安置されています、王室の霊廟です。
当時、国教とされた儒教の思想に基づき造られた建物は、霊廟らしく控えめな装飾で素朴な印象を与えます。
しかし、訪れる者を圧倒する独特の空気感が存在するのは、約500年という朝鮮王朝の歴史がこの場所に集約されているからでしょう。1995年には、その優れた建築様式と歴史性の高さから、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
外大門(ウェデムン)
宗廟の正門で、蒼葉門(チャンヨンムン)とも呼ばれまする。
他の古宮の正門に比べ、丹青(韓国伝統の色彩を施すこと)や装飾は控えめなのが特徴です。
間口3間の「平三門」という造りで、正門の左右は宗廟を囲む石塀とつながっています。元々は正面中央に階段がありましたが、日本統治時代に行われた道路工事で地中に埋まってしまい、現在は基壇のみ残っています。
三道(サムド)―神路(シンノ)、御路(オロ)、世子路(セジャロ)
外大門をくぐると前方に広がる道で、中央・左右の3部分にそれぞれ薄石が敷かれている。左右に比べ若干高くなっている中央の道は「神のための道」とされ「神路」と呼ばれる。また右(東)側は「王が通る道」から「御路」、左(西)側は「皇太子が通る道」から「世子路」という。三道は正殿の神門へと通じており、祭祀の際に利用される。一方、王と皇太子が利用した御路と世子路は、祭祀の準備を行う場所である斎宮(ジェグン)へ続いている。
中池塘(チュンジダン)
池の周囲の四角い囲みは「大地」を、中央にある円形の島は「空」を意味し、両者が調和することで平穏な世になるようにとの願いを込めて造られました。
正殿(チョンジョン)
宗廟の中心をなす建物です、最も西側に安置された太祖をはじめ、道徳に適った政治を行ったとされる19人の王とその王妃の位牌、計49位が安置されています。位牌が新たに安置されるたびに増築が重ねられ、単一の木造建築物としては世界最長(総101m)を誇ります。
位牌が安置された各部屋の扉「板門(パンムン)」は、祭礼儀式の時以外は堅く閉じられていますが、表面をよく見ると所々隙間がある造りになっています。これは魂が自由に出入りするためであるとともに、内部の湿度を調節するためです。


永寧殿(ヨンニョンジョン)
1421年、第2代王・定宗(チョンジョン)の位牌を祀る際に建てられた別廟。中央4室に祀られた太祖の4代祖(穆祖、翼祖、度祖、桓祖)とその王妃の位牌など没後に位を贈られたり、正殿から移安されたりした王と王妃の位牌、計34位が安置されている。別廟という性格から規模は若干小さいが、歴代王に対する祭祀を執り行う場所として、正殿と同様の建築様式で建てられている。丹青や装飾は控えめで、厳粛な雰囲気が漂います。


永寧殿楽工庁
(ヨンニョンジョン アッコンチョン)


      韓国の国鳥「カササギ」が見られました



宋廟(チョンミョ)の見学が終わったのがちょうど12時でした、昼食は韓国料理のビビンバとチジミです、美味しかったです。
昼食(ビビンバ・チジミ)


戦争記念館
戦争の教訓を通して戦争を防ぎ、朝鮮半島の統一、平和を願って、1994年に建てられた戦争記念館。3万5000坪の広い敷地には、500年の朝鮮半島の戦争史を見ることができる展示室や、緑地、池、噴水などがあります。朝鮮半島の歴史を勉強しようと、地元の学生や観光客など多くの人たちが訪れます。
屋外には、戦闘機、数々の戦車やミサイルが配置されています。これは実際に戦争で使われていたものや、対戦相手だった中国軍から奪取したものなど、館内外に多くの資料が展示されています



貞洞(チョンドン)劇場(韓国伝統芸能)
「貞洞劇場(チョントンクッチャン)」は、ソウル市内中心部に位置する芸術劇場。韓国初の近代式の劇場として、国内最高峰の芸術家たちの舞台が行われた「園覚寺(ウォンカクサ)」をモデルに1997年に建てられました。韓国の伝統芸術、音楽、舞踊、演劇などすべてのジャンルの公演を行える舞台施設を完備し、韓国の伝統芸術の発展とともに外国人に韓国の伝統芸術を伝えるための伝統公演専用劇場です。特に1997年からは、伝統公演の常設舞台を行っていて、国内外のたくさんの観客が訪れるソウルの観光名所の一つとして知られています。
公演が終わった後は観客と一緒に踊ったり記念写真を撮ったりと楽しくすごす時間がありました

貞洞劇場(チョントンクッチャン)に夕食予定の焼肉屋から迎えが来てくれたので、電飾に輝く街並みを眺めながら夕食場所、梨泰院(イテウォン)に向かいました。

梨泰院(イテウォン)の焼肉屋で夕食、飲み物はドブロクです
店の人が焼けた肉をハサミでチョキチョキ切ってくれます、本場の焼き肉は美味しかったです

7時30分頃ホテルに帰ってきました
今日はよく歩いたので早めに
休むことにしました、
部屋から見えるNソウルタワー
明日は登る予定です

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