沖縄本島の旅




2008年9月28日〜30日


台風接近の中での出発です、中部空港で飛行機に搭乗後、機内放送で沖縄から先八重山方面は欠航との案内で何人かが降りられて、その人の荷物を降ろすために離陸が30分ほど遅れました。機内は半分くらい空席のままで、11時10分に那覇空港に着きましたが、台風は台湾方面に抜け快晴で真夏のような暑い日差しがさしていました。
 那覇空港からゆいレール(モノレール)に乗り那覇の町並みを見下ろしながら首里城前で下車、ここから15分ほど歩き守礼門に到着しました。

守礼之門、首里城への入口にあたる門で、2000円札にもなった門です、観光客も多く、門の前では写真撮影をしている人も多いです、記念撮影用の段があり、民族衣装を着て撮るサービス(もちろん有料)などもあります、 首里杜館のレストランで冷やし沖縄ソバの簡単な昼食をすませ、城内へ

奉神門をくぐると目の前に正殿が
見学順路の矢印に沿って、南殿・番所へ南殿は儀式や薩摩の役人の摂待所で現在は展示室になっています。
展示品を見ながら、復元された書院・鎖之間へ、ここは国王が執務を行った建物です、書院では庭を眺めながらお茶を飲むことが出来ます、
王朝時代のお菓子「花ぼうる」「くんぺん」「ちいるんこう」「ちんすこう」の4種類のお菓子が出ました。

正殿は首里城の中心的な建物です、中央に国王が座る玉座が後の障子は二階に通じる階段があります
首里城正殿

二階は大庫理と呼ばれ、王家の行事催事が行われました、中央には国王が座ります
国王と女官が晦朝、国家の安泰や子孫繁栄を祈願した場所といわれています
  
正殿二階「大庫理」(うふぐい
 
正殿を出て広福門前の広場で琉球王朝の舞を見物することが出来ました、
 
瑞泉門から久慶門を通り城外に出ました
城外に出た所からタクシーに乗り世界遺産で国の特別名勝に指定されている「識名園」に向かいました
識名園は琉球王家最大の別荘で、王族の保養や外交の接待の場として利用され、18世紀の終りごろに造られました、池の周りを歩いて景色の移り変りを楽しむ「回遊式庭園」になっています、池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や大小のアーチ橋が配されています。ここは見学者も少なく寂しい感じ。

六角堂と呼ばれるあずまや、中国風です
     
     
識名園からはバスに乗りました、ホテルが県庁の近くですので、県庁前で下車、すごく立派な県庁にびっくりです、隣接する沖縄県警も同じく大きな建物です、黒川紀章氏が手がけたという庁舎は元琉球政府庁舎跡に建っています。

沖縄県庁

沖縄県警本部
ホテルで一休みして、国際通りへ夕食に出かけました、国際通りは、那覇のメインストリートです。周辺には沖縄県庁、県議会棟、那覇市役所、警察署、新聞社があり、沿道には銀行やホテル、デパート、雑貨や洋服店、飲食店、旅行社などのほか、通り全体の約4割をしめる土産品店が立ち並んでいます。
県庁前の国際通り入口にあるシーサーです
   
夕食はデパート(パレット)の食堂でゴーヤチャンプル定食を食べホテルへ
明日は観光バスで沖縄北部の観光です

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