中仙道 奈良井宿
サークル恒例の秋のハイキングに参加してきました、鳥居峠を越え奈良井宿に行くコースと、奈良井宿側からほんの少し中仙道を鳥居峠に向かって歩くコースに別れてのハイキングでした、もちろん私はほんの少し峠への道を歩くコースでした。

薮原宿からの峠道入口

奈良井宿からの峠道入口
奈良井宿は中仙道67宿中江戸板橋宿から数えても京都の守山宿から数えても34番目に位置します、木曽11宿の中では一番標高が高く難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えました。
奈良井宿は費本最長の宿場町で、南北約1kmあります。

昭和53年国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました、

奈良井宿北のはずれにはJR奈良井駅があり「奈良井宿」の看板があります。
奈良井宿の南の権兵衛橋にある駐車場に車を止めました、駐車場には、蒸気機関車C12 199号が展示してあります。
上問屋資料館
奈良井宿の上問屋は慶長年間(1602年)から明治維新までおよそ270年間継続して問屋を務めていた。時には庄屋も兼務したのであった。その永い間に残された古文書や日常生活に使用した諸道具等を展示したのがこの資料館です。
中村邸
元櫛問屋豪商中村利平の屋敷です
奈良井宿の典型的な民家です

大宝寺「マリア観音」
地元の人が藪の中に埋もれていたのを見つけました、抱かれている幼児が持っている、蓮華の先が十字になっているところから隠れキリシタンが観音像を装ってひそかに祭っていたのではないかといわれています
杉の森酒造
鍵の手の水場
山からの湧き水が引いてあり夏場でも冷たい水がわきでています。


国道19沿いの道の駅と奈良井宿をつなぐ、奈良井川に掛かる「木曽の大橋」です木曽檜で出来ています。
中央線奈良井駅と駅前の案内板
杉並木と200地蔵
JR奈良井駅の北にある旧街道の面影を残す杉並木です、杉並木の奥には観音像が200体近くまつられています