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光前寺約6.7Haの広大な敷地に杉の大木が うっそうと繁り、その先に10余棟の堂塔を 備え、長野県下屈指の大寺です。春のしだれ桜、 秋の紅葉など年間を通して多くの方が訪れます。 |
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早太郎伝説
むかしむかし、光前寺には風の様に早く走る「早太郎」という山犬が飼われていました。
ある日、一実坊という旅の坊さまが訪ねてきました。「遠州で、祭りの日に娘をお供えする悲しい習わしがあり、それが化け物の仕業なんです。化け物が恐れている早太郎を探してここまで来ました。どうか早太郎を貸して下さい。」それを聞いた光前寺の和尚さんは「早太郎、行って助けてあげなさい。」と言いました。早太郎は
一実坊と遠州に向かい、娘の身代わりとなって 化け物の”老ヒヒ”と死闘のすえ退治したのでした。光前寺にやっとの思いで戻ると、和尚さんに抱
かれて静かに息を引き取りました。その後、早太 郎は「霊犬早太郎」と言われて不動明王の化身として、また災難除、厄払の御利益があると言われ、信仰をあつめています。 |
かつ丼の話
「ソースかつ丼」とは、もともとの名ではなく、一般的な「玉子とじかつ丼」と区別して、全国的にも珍しい駒ヶ根のかつ丼を売り出そうと、平成4年頃「駒ヶ根ソースかつ丼」と命名されたのです
命名は最近ですが、その歴史は60年を数え昭和10年頃までさかのぼる。当時、洋食を取り入れ始めた駒ヶ根のある食堂の主人が、カツライスをもっと庶民的にと丼にアレンジしたのが始まりと伝えられています。
当時のタレはソース味でなく、醤油味だったそうです。ソース味のタレになったのは、どうやら戦後になって、ソースが一般的になってからのようです。
駒ヶ根を訪れたら、是非とも、この「ソースかつ丼」を食べてみようと思っていました、
たっぷりのキャベツと揚げたてのかつは、他では味わえない美味しさでした。 |