山陰山陽の歴史と文化をたどる  <歴史絵巻>
安芸の宮島と(小京都)津和野・萩(城下町)長府を訪ねて 
                                近畿日本ツーリス

●スケジュール    13年6月7日〜9日

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8:09
JR名古屋駅===(新幹線普通指定:180分)==JR広島駅===★原爆ドー===平和記念公園(★広島平和記念資料館)===宮島口〜〜宮島・★厳島神社〜〜宮島口===★錦帯橋===湯田温泉(泊)  18:00頃                                 
 西の雅常盤
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8:00
湯田温泉====★瑠璃光寺五重塔====津和野市内観光(★森鴎外旧居・★殿町散策)・・・★松韻亭(お抹茶とお菓子の振舞)===萩市内観光(★萩焼窯元見学・★松蔭神社・★武家屋敷)===★青海等====
=長門湯本温泉(泊)        17:30頃
白木屋
グランドホテル
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8:00
長門湯本温泉===★秋吉台===★秋芳洞===長府城下町(★野木神社・★忌宮(いんのみや)神社)===関門橋===★門司レトロ街散策===福岡空港18:50発---70分---名古屋空港
  
                                                                            
  6月7日(木)
 久し振りに夫婦で旅行に出かけることになり、二人とも初めての山陰・山陽方面へ旅行しました。
前日の雨も上がり、朝6時半に家を出て名駅の集合場所に、今回は26名の団体ということでした。
3時間の新幹線、11時過ぎ広島駅に着き待っていたバスに乗る、原爆ドームを初めて間近に見ました。
ガイドさんの説明を聞きながら、次は平和記念公園を歩き資料館では数々の遺品を見て原爆の悲惨さを2度と繰り返しては
いけないと思うのでした。
原爆の像には、修学旅行の生徒たちが、沢山の「オリズル」を供えていました。
原爆ドーム
原爆ドーム 平和の鐘 原爆の子禎子さんの像
 
その後、宮島口より船に乗り宮島に渡る、私が思っていた宮島とイメージが違っていて(意外と大きな島でした)
認識不足でした。
少し遅い昼食を済ませ国宝・世界遺産の厳島神社の見学に行きましたが、潮が引いていて大鳥居も神社の回廊も脚がしっかり出ていてパンフレットや写真のように蒼い海に朱塗りがゆらゆら映える姿は見られませんでした。
海に浮かぶ厳島神社も見たかったです。
潮が引いた厳島神社 大鳥居 能舞台

 又船とバスに乗り岩国の錦帯橋へ、木造5連のアーチ橋はなんともゆったりとしていいロケーションの中にあり、
歩いて渡りました。桜をバックの錦帯橋も見てみたいと思いました。

ガイドさんの説明によると神様の使いといわれる白蛇がいるというので、
そこまで足を伸ばしてみました。
白蛇

  湯田温泉の宿「西の雅常盤}には6時頃着きました。
宿は街の中にあり温泉は無色透明のアルカリ性単純泉でつるっとしたいいお湯でした。
ゆっくりお湯につかり、美味しい夕食を食べて、8時30分頃よりホールで「女将劇場」というシヨーが始まるので見に行きました。
旅館のTV番組にも出た事がある女将や従業員の人が色々な芸をして楽しませてくれました。
  
  6月8日(金)

 朝8時ホテルを出発、山口市を10分くらい行くと瑠璃光寺五重塔があります。
バスを降りて境内に入ると、いっせいに、「わあ〜っ」と完成があがりました、池のほとりに新緑に包まれた五重塔がそびえていました、
素晴らしい光景で写真やパンフレットで見るよりきれいでした。
山口市には古い寺社や文学碑、歴史の舞台で活躍した人々の遺跡などが数多くあり、改めて訪れたい所です。

全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一番に数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評されています。ちなみに、日本三名塔の他2基は、法隆寺と京都府醍醐伽藍町にある醍醐寺にある五重塔です。また、檜皮葺屋根造りのものは瑠璃光寺の他に、奈良県の室生寺と広島県の厳島神社、そして奈良県の長谷寺があります。
この国宝、五重塔は観光山口のシンボルとして桜や楓の裏山を背に、大内文化を優雅に伝えています 。 
 またしばらくバスに乗り、山陰の小京都と言われる津和野に着きました。
津和野は、山あいに自壁と赤瓦の家並みがつづき、西に山城の跡がみえる城下町です。
最初森鴎外が11歳まで過ごした旧宅(再建)を見学、
それから武家屋敷が並び、白壁に沿う堀割の水路に錦鯉がまるまると太って所狭しと泳いでいる、殿町を散策しました。
きれいな庭園のある松韻亭でお菓子と抹茶で一服しました。


 1時間ほどバスに揺られ日本海に面している萩市に着き、
昼食後、萩焼の窯元を見学し焼き物を見るが、いいなぁ
と思う物は高く、お手ごろの珈琲茶碗とビール用のカップを買い、城下町の見学に行きました。
江戸屋横丁、菊屋横丁、伊勢屋横丁など昔ながらの土塀や屋敷跡があり、
幕末に活躍した人々の誕生地や旧宅等も数多く当時を偲ばせます。
 松蔭神社 松下村塾 菊屋横丁
  
   
 青梅島は日本海では3番目に大きな島です、
島には橋がかかっていますここでも、歩け歩けです、
バスを降り展望台までのぼりました。
日本海の荒波の浸食で出来た奇岩は美しく自然の力の壮大さを感じます。
青梅島に渡る手前の長門市仙崎は童謡詩人の金子みすゞの出身地です。
金子みすゞさんの代表的な詩です
・・・私と小鳥と鈴と・・・
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに,
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄はしらないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい
長門湯元温泉の白木屋グランドホテルには5時30分に着きました。
川のほとりのにあり静かな所で、
ここの温泉は肌がつるつるする感触の単純温泉で、570年前発見された山口県では最も古い温泉です。
朝5時30分に目がさめてしまい、散歩に出かけました。
  6月9日(土)  
 今回の旅行で行きたい所の一つ秋吉台に9時ごろに着き、記念写真の後、展望台へ上がる見渡す限り一面のカルスト台地、
大小の石灰岩が羊のようにも見えます、2〜3億年まえ海の底だったなんて考えられません。
それからバスで秋芳洞黒谷口へ 40分程鍾乳洞を歩く、中は広く大きく、やはり日本一というだけある。

   
   
長府(下関)乃木神社
陸軍大将の乃木希典と静子夫人が祭られている。
乃木神社をお参りして、長府の城下町をガイドさんに案内されて歩きましたが
残念ながらここは印象が薄いです。
下関の関門橋の手前で昼食を取り13時にバスで橋を渡りました。
乃木神社 乃木希典の旧宅 乃木希典と静子夫人
JR門司港駅 最後の観光地門司港レトロ街散策です。JR門司港駅です、
この駅の周辺は明治・大正時代の建物が、
レトロ街として保存してあり、ゆっくりと散策をしてきました。
レトロ展望室(31F)からの眺めも中々良く、充分休憩出来ました。
福岡空港から1時間10分で名古屋空港に、
家には9時30分頃着きました。
 今回の旅行は決めてから行くまであまり日にちが無く、初めて行く地域で驚く事ばかりでした。
 もう少し地図とか勉強していったらより印象深かったかと思いましたが、
 歩く所も結構多かったのですが、お天気もよかったし楽しい旅行でした。